「夢を叶える」は効果的に使わないと軽くなる
スポンサードリンク
みんなそれなりに大小の夢、持っているよね。まあ目標と混同するくらいでもいいんだけれど、給料上がってほしいとかお嫁さんになりたいとか大統領になりたいとか。
独立したいとか会社立ち上げたい、とかもそうだと思う。
で、成功した人の多くが仰ることが
・夢を明文化しよう(部屋に貼るとか宣言するとか)
・小さな夢を成し遂げて成功体験を積もう
・回りとシェアしよう
みたいなこと。
いや、これって大切なんだけれど、使い方を間違えると軽く、安っぽくなっていきやしないかなあと思うわけ。
成功していない人が「夢を叶える」を連発すると、言葉がどんどん軽くなってしまうのね。
重ねて重くなる言葉、軽くなる言葉
悪い言葉って、たくさん言っても軽くならないんだよ。むしろずずんと重くなる。
「死ねや」
って言われ続けたら、言われただけ嫌になるでしょ?
仮に、本当は「死ね」って思っていないことが分かってても、いい思いしないでしょ。
でも、「ごめんね」「ありがとう」みたいな言葉って、多くなると案外安く・軽くなっちゃう。
あの人いつも謝ってるよね
あの人いつもありがとうって言ってるけどそう思ってないよね。
てなっちゃうと、せっかくのいい言葉なのに伝わらなくなっちゃうわけ。
夢を叶える、ってのは
じゃあ、夢を叶えるとかっていうのってどうなんだろうかというと。
ぼくはね、続けると軽くなる言葉なんだと思ってる。ただし条件があって、適切にアップデートされていると軽くならない。
これは小さな成功体験を積み重ねるのと同じことにリンクしていると思ってて。
この間はこれを達成した、次はこの夢(目標)だ!
っていうのを繰り返せば、その人の「夢を叶える」は軽くならないと思うんだよ。
現象だけマネするな
そういう人の話を聞いている人の中で決定的に間違ってるのは、
夢を口に出していこう、そうしたら仲間が増えるよ
みたいなことを額面通りにだけ受けて、とりあえず口に出してるだけの人だ。
そうじゃねえんだよ。
何で口に出すの?
口に出したあとどうするの?
どんなアクション取るの?
そのあたり考えて、実行しようよ。失敗してもいいからさ。
で、小さなことでもいいから達成して報告しようよ。そしたらその人の「夢を叶える」みたいな一見して臭い言葉にもリアリティが出てくるよ。
それをしないで夢を叶える叶える言ってると「ぷ」って笑われるよ。
たまには不言実行もいいよ
バランスを取りたかったら、たまには不言実行をしてみたらいい。
で、成果がでたら「実はこういうことをやってたよ」っていうパターン。
これを時々織り交ぜていけば、その人の深みも増していくってもんだ。
ひとたび感じた「これがいい」ってのだけ鵜呑みにするんじゃなくって、自分のパターンも作ってみようよ。
そういうことも、言葉が軽くならないコツだと思うよ。