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Unfortunated odaiji

僕の残念はみんなの微笑み。生活にちょっとした「クスッ」を。

もう我慢ならねえ!


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とあるイベントに参加したある日のこと。
受付も済ませ自分の席も確保し、さて、トイレいってドリンク買って本番に備えるか!なんてのんびり構えてたんですよ。開始15分前位のこと。

トイレいったら、あ、せっかくだから小さい方じゃなくって大きい方をして備えておこう、なんて思っちゃってね。

一旦そう思うと、それまでなんとも無かった腹具合が少し戦闘モードになってくるわけ。お腹は正直。パラグアイのゴールキーパーはチラベルト。


さて、戦闘モードのお腹を抱えた僕を待ち受けていたのは個室が一つのトイレ。鍵のかかり具合を示す札が赤色を示している。人間工学やUIを極めた僕にいわせてみれば、これは使用中を意味する。

つまり「待て」ってことだ。犬か。

パブロフの犬なのかは知らんが、トイレで赤の板を見ると、急にお腹の戦闘モード我高まってくるのね。頭の中のディフェンシブ奥野さんは「まだまだ、ガマンガマン」と折り合いのつかなかったジェニュインを落ち着かせる鞍上岡部の様にお腹の先頭モードをなだめるのだけれど、これがだんだん御しにくくなってくる。

御しにくくなるとまずやるのが、8の字ステップな。スムースな足の動きだよ。

そして、ベルトを緩める。
あいにくベルトしてなかった。

そのうち、飛びたくなってくる。最初はピョンピョン。そのうちももクロのデビュー曲の夏菜子ちゃんバリに飛びたくなってくるんだけど、あれやったら多分いかんだろう。

汗もかいてくるんだよな。

他の階にいく選択肢はもちろんあるんだけど、初めてのビルで勝手がつかめないのと、他の階のトイレも同じ状況なら踊る時間が長引くだけなので、却って不利益な訳よ。

ゲーム理論を極めた僕はここは待ちだと判断したね。「凡百」とか言われそうだけどね。


いよいよ我慢がきっつくなってきたんだけれどトイレの変化は何もなし。僕の発汗の分だけ気温はあがってるかもしれないけれど、僕以外のトイレはなんとも平和なもんですよ。

いよいよお腹の戦闘モードがディフェンシブ奥野さんを寄り切ろうかとしたとき。そう、もう我慢ならねえ!ってとき、ついに僕はノックをしてみたの。

・・・---・・・

トトトツーツーツートトト はSOSだ。覚えとけよ。そしてこれはノックではない。
ノックは普通に「コンコン」だ。

いやいや、ノックしたのに反応がなにもないわけ。ふざけんなよ!

そういえば前、ぜんぜん出てこない奴がやっと出てきたとき、耳まですっぽり隠れるヘッドフォンから音楽が漏れていて、手に3DS持ってる奴がいたな。あん時は殺意を覚えたもんだよ。

そんなことを思い出しながらノックして扉を見たら、あることに気づいたの。

なんかさ、扉が浮いてるんだよ。


赤だよ。


赤だけど、なんか浮いてるんだよ。


もしかして‥と思ってそっと扉を引いてみたら開いたね‥。俺のあの悶絶タイムは何だったんだよ。鍵はロックなんだけど扉は開いていたのね。もちろん、中はには誰もおらず。


多分数分の出来事だったと思うんだけど、何時間かと思ったね。

ズボンを下ろすときにも腰をよじらせるような状態立った僕はようやっと着座。ここからの表現は自粛するけど、羽化登仙、天にも昇る気持ち。地球上で一番幸せだった。


あぶねーあぶねー。

鍵閉めずに悦に入っていたよ。いま、次の俺がいたらイヤーな出会いをするところだった。今、ウンメイの出会いをする必要は無いわね。

ウンウン。