Unfortunated odaiji

僕の残念はみんなの微笑み。生活にちょっとした「クスッ」を。

【寄稿】あの日書いた僕の書き込みはきっとずっと黒歴史


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どうも、今回ひょんなことから「裸の奥野〜戦慄の記憶」に寄稿させていただくことになりました、黒宮丈治(a.k.a 常時系)です。

残念男子、残念オッサン、残念ベイビー…今、世の中は多くの『残念系』で溢れかえっています。今まさに、そんな残念系の世界に足を突っ込んでしまったのが、そう僕。

先日、とある方と話しをしていた時に「いや、前々からお話をしたいと思ってたんですよ。じょじさんって誘いづらい雰囲気出ているから、こうしてお話できるなんて思ってませんでした」なんて、感じでアゲてアゲてアゲまくってくれたおかげで、僕はふと自分が多少は誰かに求められている、需要系男子なのではないかと勘違いをしたのです。そう、勘違い。

勘違いをした僕が「もしかしたら、飲み会などを主催すれば、何人か名乗りをあげてくれるのではないか」と、そう思い立つにはたいして時間は必要ありませんでした。

これを機にちやほやされて「パンだって焼いちゃうし、チャーハンだって食べちゃうよ!」なんて、インフルエンサーを夢見ながら、Twitterに「◯月◯日に飲み会をします。一緒に飲みませんか?」的な投稿をしました。

もちろん、SNSでの告知には多少のタイムラグがあることは僕だって知っています。中には恥ずかしがり屋の人だっているでしょう。なので、僕は待つことにしました。そう、待つことに。

1人、また1人「ぜひ飲みたいです!」「あー!ずるいー!わたしだってのみたーい!」「じょじくんののませてー」と、僕のところに常夏の水着ギャルたちが群がってくることを想像しては、エビオス錠を大量に飲みつつ待っていたのです。

ところが、1時間、2時間、いくら待てども一向に名乗りをあげてくる様子がない。

「投稿した時間がいけなかったんだ」

そう思った僕は、夜の結構いい感じの時間に再度投稿することにしました。それなりにネットに精通しているはずの僕は、多くの人が目にしやすい時間を知っているからです。もちろんアレも精通済みです。

あんまり多くの人きちゃうと意味わかんなくなるし、4,5人くらいまでがベストだよね!いくならどこがいいかな?美味しいご飯?みんながわいわい出来るお店?値段はあんまり高くないほうが参加しやすいかな?シメはやっぱり稲庭うどんだよね。ううん、やっぱりとんこつラーメン。いやー、夜の麺類は危険だろ。

おかしい。

誰からもアプローチがないまま、時間はやがて夜更け過ぎになりました。そう、雨が雪に変わるあの夜更け過ぎです。

わかってたんです。僕に人気がないなんてこと。ずっと前から、気づいていたんです。けど、気づかないようにしていただけなんです。そうなんです、本当はずっと昔から残念系男子だったんです。

思い知りました。

しばらくは、家にこもってスプラトゥーンでもしようと思います。イカしているからね!

とりま、wii持ってない。

 

(文・黒宮丈治)

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