Unfortunated odaiji

僕の残念はみんなの微笑み。生活にちょっとした「クスッ」を。

コーヒーのLは。


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次の予定まで1時間程度。

せっかくノートパソコン持ち運んでいるし、ファーストフード店でお仕事して時間を過ごすか、と思い立ったのよ。

 

へぇ、このお店は雇用にポリシーあるのかな。

スタッフの女性が、みなさん50年前はさぞかし美少女だったことでしょう、という方ばかりだったんですね。

うん。

 

確かに、マニュアル業務だから。

 

覚えさえすればできるし、心配りは年の功だろうし。

 

悪くないだろうね。むしろ良いだろうね。

 

と思っていましたよ。飲みたいのはコーヒー。コーラじゃなくてコーヒー。

 

ご注文は何になさいますか?

元美少女がそうおっしゃる。

 

アイスコーヒーください。Lサイズで。

ごくごく飲みたいからさ。

 

かしこまりました。アイスコーヒーのLサイズでございますね。

よく復唱できました。今日はコーラは出てこなさそうだ。

 

と思ったときに驚かされた。

 

 

アイスコーヒーのLは大きいですがよろしいですか?

 

 

・・・・

 

 

お、おう・・・・

 

 

その昔、とある蕎麦屋さんでてんぷらそばの大きいやつで「大(だい)天盛り」と呼ばれるメニューがあった。そこに初めていった僕はとにかくおなかがすいてて

 

大天盛りのおおもりください!

 

といい、周囲のみなさんに優しく微笑まれた記憶があったのがよみがえってきたよ。

 

 

はい。大きいのでよいのでアイスコーヒーのLください。

 

そういって僕は380円を払い、大き目のアイスコーヒーを手にし、今こうしてキーボードをぶったたいています。

 

後ろでは元美少女同士の楽しそうな会話が。

 

今日もいい天気。