Unfortunated odaiji

僕の残念はみんなの微笑み。生活にちょっとした「クスッ」を。

活動限界です!


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ヱヴァンゲリヲンってマンガとかアニメとか知ってる?大人が開発したロボットみたいなやつに子供が乗って敵を倒すの。

なんか難しい背景とか設定とかあるけどわりかしどうでもよくて、登場する女性キャラが
少し色気があってよかったりするのね。

で、その中に「活動限界」って言葉が出てくる。

簡単に言えば電池切れでロボットみたいなのが動かなくなるんだけども、希にそのあとも狂ったように動き回る「暴走モード」の引き金になったりするのよね。


そのときが訪れたのは先日のブロガーイベントでね。

とある海外のメーカーさんが日本でも製品展開頑張るぜってんでブロガーを集めて製品の説明やらその場での設定値方法とかを熱心に教えてくれてるの。

で、それぞれのブロガーの前にはその機器が配られてさ。

太っ腹だよね。どうぞ差し上げますから使ってね。ただしレポートはブログに書いてよね、ってことだった。
ま、そりゃそうだわな。ブロガーがブログに書くから宣伝効果があるわけだしね。

学校のセンセイよろしく

「はい、箱からお出しください」

「このスマホの最初の設定ポイントはここです」

「カメラは個々の設定に特徴があります」

なんてやってるんだけどね。

みんなキャッキャウフフ楽しんで操作してますよ。

でもさ。

学校だとクラスに一人はいるじゃない、ついてけないやつ。



はい、ボクでしたよ。



なんたってね、スマホの電源入んないんだよ。

ここ手のスマホなんてさ、いってみれば右側の真ん中変に丸っこいボタンがあって、長押しとかしたら電源が入るようになってるもんなの。


これがね、長押ししようが連打しようが、撫でようが暖めようが、いっっっっっっさい反応しない。

「動け動け動け。動いてよ!!」



で、思った。


この子は活動限界を迎えているんだ


っね。


どんなときでも大災害に備えてるボクは、例え手ぶらでもモバイルバッテリーは欠かさず持っているぜってくらいのモバイルバッテラー。

スーツの内ポケットに忍ばせておいた20000mAhのモバイルバッテリーをスチャっと取り出してケーブルをスマホに突き刺した分訳よ。


そしたら出たよ。


真っ赤な文字で

0%

ってのが。やっぱりこの子、活動限界を最初から迎えてたんだね。ボクとで会う前に力尽きちゃってたんだね。

でも、ボクはこれからこの子に命を吹き込むことができるんだ。スマホ界のブラックジャック舐めるな!ってことで充電を待つこと数分。


1%


の文字は緑色だったよ。

即ち。

電源を投入することができるって訳だ。
まだへその緒付きのスマホだけどな。

遅れは取り戻せるはずもなく、遅れた分の操作は説明もろくに聞かずに適当に触ってなんとか追い付いた風味。



スマホの次は変な腕時計みたいな奴の説明だよ。これも取り出してみる。同じ失敗を何度もしない天才大ちゃんは最初から充電しながら操作したね。

そしたら充電は20%もあった。

俺の勝ち。


あとから知ったが、こいつは活動量計とか言う機能を持ってるらしいな。活動量計が活動限界を最初から迎えてたんなら、いかなボクでもなんなのよってことになっちゃう。


20%の活動量計はそのまま腕に巻いて帰ったよ。多分、そのバッテリーよりもぐでんぐでんに酔っぱらうボクの活動限界が先に来るから。